松原 裕子
モダンミステリースクール公認ガイド
幼少期から信仰心の厚かった祖母や母親の影響もあり見えない世界には関心がありました。小学生の頃、「私が死んだらこの世界はどのようになるのだろう?」とよく妄想して「死」というものを子ども心に強く意識して怖れを抱いていました。
大学卒業後、進学塾に20年勤務、その後、子ども一人ひとりの能力に合った学習を求めて、自宅で個別学習教室を開設。その間、結婚、出産で3人の息子の母親となり、仕事、家事、育児と忙しい毎日をすごしていました。
私がアデプトを受けるきっかけとなったのは、2014年、ヒーラーさんからイベントに誘われ、ホロスコープを見てもらったことでした。当時、学習教室の生徒数も伸び悩み、教室内のトラブルが増えるなど、仕事の状況が厳しくなっていた時でした。教室の生徒をもっと増やしたいことや就職活動中の息子が、彼に適した職を早く見つけてもらいたい、といった望みからでした。どちらかというと“神頼み”といったところでした。
そして、アデプトになったら、その望みがかなえられたかというとそれは違いました。
教室の生徒数は伸びることはありませんでした。しかし、通ってくれていた生徒たちが落ち着いて学習できる環境になっていきました。また、息子の就職のことで私が後々気づかされたこと、それは、彼の望んでいる仕事が必ずしも彼に適したものではなかった、ということでした。
アデプトになるということは本来の自分に戻ること。自分のエゴから出た望みはかなえられませんでした。
もっと本質的なものに出会うことができるのです。
学校の教育をサポートする仕事は終わりを迎え、2020年ガイドになった年に学習教室は閉設しました。
その後、子育てに悩むお母さんの相談役になったり、自分らしく生き生きと人生を送りたいという人々の望みをかなえるサポートをしています。